ラーメンのチャーシューをいつ食べるか。
いつも悩んで、疲れてしまいます。

最初にスープをすすって、次に麺。
次も麺。

メンマを1つつまみ、口にパクッ。
そして、麺。

チャーシューはまだ早い。

ナルトでも食べておくか。
また、麺。

次は、メンマと麺を絡めてすする。

スープをズズッと。

いよいよか?

いや、待てよ。

チャーシューは2枚しかない。
ここで1枚食べると、
しばらくはチャーシューに出会えない。

麺、スープ、メンマを繰り返すことになる。

やはり、途中で肉したい。

ならば、もう少しの我慢我慢。
麺を味わう。

3回4回、麺をすすって、いざ鎌倉へ。
表現が古い!

お・ま・た・せ。

行くよ!
カプッ!

パクッ! ではなく、カプッ!
それは、何を意味するのか。

私は、チャーシュー1枚を
ひと口で食べることに抵抗があります。
もったいなくて、できないんです。

貧乏が染みついて、半分食べるのがやっとです。

どうぞ、罵ってください。
小さい男です。

でも、半分チャーシューに幸せを感じます。
ここまで待った甲斐がありました。

お口の中が、肉ランド。
ワンダホー!

残り半分とは、しばしお別れです。
すぐに来るからね。

そして、麺を食べ食べ、半分チャーシューと再会。

パクッ! 旨い。

大丈夫、もう1枚残っているから。
と、自分を励ます私。

また麺を食べ食べ、フィナーレを迎えます。

最後の最後にチャーシューを食べたいのは
やまやまなんですが、
それをやると、まわりの人に、
私がセコい貧乏人だと悟られてしまいます。

だから、勇気を振り絞って、麺を少し残しての、
チャーシューとなります。

あぁ〜もう終わるのか。
これで最後なのか。

淋しくなるね、チャーシュー君。
今度は、いつ会えるのかね。

名残惜しいけど、
君を連れて帰ることはできないからね。

私は、決断します。

最後の1枚を贅沢にひと口で食べることを。

パクッ!
おおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜、一気食いとは、
これほど旨いものなのか。

口の中が、肉肉肉だよぉ〜。
嬉しいよぉ〜。

私はなんて幸せなんだ。
涙をこらえながら、
じっくりゆっくりチャーシューを味わいます。

残った麺とスープを平らげ、ごちそうさまでした。

あぁ〜疲れた。
悩まずにチャーシューを食べる方法は
ないものでしょうか。

遊酔ちゃん、あるよ!

えっ、どうするの?

チャーシュー麺を頼めばいいんだよ。

あんた、貧乏人をバカにしてんのか?

チャーシュー麺は、55年の生涯で、
1回しか頼んだことがありません。

金持ちはええなぁ〜。

じゃ!